2016.08.31
薬膳食材として*梨の効能
スーパーでもちらほら梨を見かけるようになりました。
夏も終わりだな~と感じますね。
そんな昨日…
とっても美味しい梨を頂きました。
届くと箱の外からでも甘い香りがしていましたよ。
瑞々しい梨は美味しいだけなく、薬膳食材として様々な効能があります。
【梨】
味:甘・微酸
性:寒
帰経:肺・胃
*むくみ・夏バテ解消・美肌効果
カリウムが豊富なので余分な【水】を排出してくれる効果が期待できます。
◆余分な塩分も排出してくれるので、高血圧の方にもオススメです
また、アスパラギン酸の代謝UP効果は美肌にも繋がります。
*咳を鎮める
夏から秋への季節の変わり目は、一気に気温が下がったり乾燥により
咳がでやすくなります。気管支炎や喘息も出やすい時期です。
梨の成分はほぼ水分で、乾いた体や喉を潤してくれ咳を鎮める効能があります。
*胃腸の調子を整える
梨にはたんぱく質消化酵素が含まれています。
韓国料理の冷麺の上に梨が乗っているはご存知だと思います。
脂っこい焼肉のあとにシメとして食べる冷麺と共に
消化を助ける梨を添えたものだと言われています。
夏の暑さで弱った胃腸を梨で整え、食欲の秋に備えてくださいね!
また、梨はお肉を柔かくする効果もあるのでお料理にも使って下さい。
*便秘解消
梨には水分と食物繊維が豊富なので、便秘解消効果が期待できます。
ただ性が寒ですので、食べ過ぎて体を冷やさないようにご注意ください。